10歳くらいの女の子に・・・

午前中の私は、毎年この時期になると部屋の大掃除をする。
察しのいい方は分かるかもしれないが、
冬コミでの戦利品収納のために本棚のスペースを空けるためだ。
もちろん、大晦日前の大掃除の意味もあるが。

お昼前くらいに掃除もあらかた終わり、
時間もあいたので本を買いに出かけた。
電車で約30分の距離。
近くの本屋でもよかったが、どうせ暇だったのでブラり遠出することにした。

私が乗ったときに、電車の中に人はあまりいなくて、
空いている席に座った。私の両隣は空いていた。
電車の中でＤＳを開き、ポケモンを起動させる。
目的駅までスターミーのレベル上げに勤しもうとした。

電車に乗ってから２駅ほど進んだところで、
左隣にスーツ姿のおじさんが、
右隣には小学3・4年くらいの少女が座った。
私は気にせずにレベル上げをしていて
スターミーがLv42になったとき、隣の少女が
 「42レベルか～。すごいなぁ・・・」とつぶやいた。
ん？ と思い、そちらの方に振り向くと、その少女と目が合った。
少女は「ぁ、どうも・・・」といった。
私は少し驚きつつ「こ、こちらこそ・・・」といった。

少しの間気まずい雰囲気がながれたあと、少女は口を開く。
「もしかして、それってHGですか？」
私は「ぁ、うん。そうだけど」と返す。
すると少女は「実は私もやってるんですよ～」といった。
そこからは２人で電車の中でポケモントークを始まった。
私は対戦メインで育てているが、少女は図鑑収集メインだそうだ。

「私の図鑑見ますか？」と少女はいった。
  「それじゃあ是非ｗ」と、少女はDSを開いた。
図鑑はかなりの数そろっていて400匹後半まで揃っていた。
そんな中、パウワウを持っていないことに気づいた私は交換を持ちかけた。
少女は同意し、私のパウワウと少女のホエルコを交換にだした。

そうしているうちに、少女が降りる駅に着き、
「また会ったら交換お願いします」と言って去っていった。

さて、いかがだったでしょうか。

ご理解いただきたいのが、この話はノンフィクションということです。
今日、本当にあった話です。
私の妄想ではありません。信じてください。

思うと、私は少年少女に電車で声を掛けられやすい気がします。
以前にも、学校帰りに電車であった少年（小学2年らしい）と
途中の駅まで一緒に帰ったりしたことも。
そのとき「お兄さん」とか呼ばれたんで・・・。私感激。
今日の少女も「お兄さん」でした。
「おじさん」じゃなくてよかったｗ

問題は、『私のポケモン上では女キャラを操作してる』んですよね。
それを見て、その少女はどう思ったことか・・・。

ぁ、それと文中からも分かると思いますが、
あくまで話しかけてきたのは少女からですよ？

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