天秤は花と遊ぶ

今日、2巻買って帰りの電車の中で読んでました。
感想でも書こうかな。
ネタバレあるんで、それでも見たい方は「つづき」をドゾ。 

まんがタイムきららフォワード　連載
卯花つかさ　著
「天秤は花と遊ぶ」

とりあえず、現在1・2巻まで出てるんですが
（今日2巻が出た）
1巻あたりの話も、せっかくだししていこうかな。

まず、設定上100%『百合』とはいえないんですよねｗ
愁（しゅう）は性別がないんで（理由はあとで）。
女子校に通ってて「ボーイッシュな女の子」な見た目でおｋという。
そこまで細かく気にするほどではないんで、この辺はまぁいいか。

ロータス女学院（女子校）に転入してきた謡子（ようこ）。
運動神経がよくて、明るくてアクティブ。
おしとやかで通ってる愁は謡子に振り回されるつつも、
だんだんと惹かれていく感じで。
本当に、私は天然タラシが好きだなぁ。（唯しかり虎子しかり）
2巻の最初のほうに出てきた、謡子のファンの子（名無し）みたいな
あんなエピソードも私は大好きです。
ほぼ使い捨てキャラだったのが残念ですが。

吸血症（定期的に血を飲まないと体調を壊す）という設定。
「吸血」とか「ヴァンパイヤ」的な設定はほどほどにありますが、
それを無性別とするってのはなかなか。
成人までに飲んだ血の量で性別が決まるってのもおもしろい。
とくに、百合ものとして書いてるんで、2巻の最後のほうにもありますが、
「女の子としての友情」か「男の子としての恋愛関係」を望むのか。
この２つから選ぶってのはなかなか難しいです。

エンディングで、どっちを選ぶのかな～とか思ってたら
文字通り、灰色決着だったのが残念。
同人でも続き書いてくれないかな。

話は前後しますが、
途中から吸血症の話をしって協力することになった、
みそらちゃんの健気なこと健気なこと。
吸血するってことをしって怯えるどころか、自ら勧んで血を飲んでとか・・・。
どんだけ尽くすのでしょう。ｲｲﾈ
2巻のカバー裏マンガでも、みそらは本当に愁が好きなんだなってのが分かった。

少ししかでてきませんでしたが、愛華＆リコのペアのかなかな。
愛華がリコを探し回るシーンなんかも、リコのことを考えただけで
普段は弱みを見せない愛華でもうろたえてしまう、なんてのもよかった。

とにもかくにも、お話はよかったのに、
2巻で終わりってこと＆結末が微妙すぎるってのは残念でなりませんが。

  ストレスたまってたのか、愚痴っぽく書いてしまった。